先週に、Red Hat Enterprise Linux 6.5がリリースされたばかりですが
CentOS 6.5が今週リリースされました。
今までは公開まで半年間程度の差があったのですが、6.5に限っては約1週間でリリースされました。
前々回が半年以上(9ヶ月?)でのリリースだったので、もうCentOSブームは終わったのか?
Scientific LinuxにRed Hat互換に今後のリリースを譲るのか?
CentOSの存在が消えてしまう!そんな不安を持ったユーザーさんも多かったはずです。
これで一先ず安心できそうです。
Scientific Linuxとは?
レッドハットがリリースしたEnterprise向けLinuxディストリビューションより、同社の商標に関する部分を削除し、さらに高エネルギー物理学分野でよく用いられる一部のパッケージを追加し、ソースコードから再コンパイルした無償配布のディストリビューションである。
CentOSとは?
レッドハットは、RHELに含まれているソフトウェアを オープンソースライセンスに基づき そのソースコードを無償公開している。CentOSは、このソースコードを用いることにより、同社の商標、商用パッケージ等を含まない形でリビルドされている。CentOSは、White Box Enterprise Linux、Scientific Linux等を含めて、一般に「RHELクローン」と呼ばれることもある。
RHELクローンとしてはWhite Box Enterprise Linux が先にリリースされている[注釈 2]。これが広く人気を得たことを契機に、CentOSのプロジェクトは有志のボランティアにより立ち上げられた。CentOS という呼び名は、「コミュニティベースで開発された、エンタープライズクラスのオペレーティングシステム (Community ENTerprise Operating System) 」に由来する。
レッドハットはCentOSの配布・開発に関与していない。そのため、CentOSの利用に際しては、レッドハットのサポートを受けられない。CentOSの主要なターゲットは、レッドハットのサポートが不要な企業及び個人である。最近では、大手レンタルサーバ会社の低価格プランには、FreeBSDやUbuntuと共にCentOSも用いられる事例が多数あるほか、BTOパソコンや自作パソコン用のオペレーティングシステムとして用いられる事例も増加傾向にある。[3]
CentOSの主目的は、RHELと同様に企業のサーバ構築としている。同時に CentOSは、The Document Foundationの公式サイトにて公開されているLibreOfficeのRPMパッケージ及び後述するサードパーティのリポジトリを用いてオフィススイートやGPUドライバ、マルチメディアツール等をインストールすることにより、デスクトップOSとして用いることも可能である。
■Cent OS 6.5のダウンロード
http://www.centos.org/